ホップ・・8月29日

8月になると山には、木に巻き付いたホップが目立つようになります。葉の形もきれいだし、球形の果実のような花もまた美しいので昔からよくリースやアレンジの花材やポプリとして使っていました。

どんな風にしてこの花が咲くのか不思議だったのですが、今年はアーチの横に植えて毎日見ていました。

ツルがかなりのびてきた8月はじめに葉の根本にとげとげの蕾がたくさんできました。栗の赤ちゃんのようなとげとげの針を全身につけていますが、このとげは柔らかく蕾はちょっと引っ張ったくらいではとれないほどしっかりしています。

そして、1週間もしないうちにこのまるまるとしたホップの花が咲くのです。

この花の中に黄色の花粉のような顆粒の粉が入っていて、それがビールの苦みと香りづけに使われるそうです。確かに、ホップを乾燥しておくと、すーっとしたさわやかな香りがして、夏のポプリの素材としてもよく使っていました。

ツルの部分は秋には枯れてしまい、根は越冬するのでまた来年こんな風に巻き付いて葉と花を楽しませてくれるのでしょう。

先日新聞で、富良野のホップ畑の様子が出ていましたが、このホップがずらーっと植えてある様はまさに緑のカーテンという感じで壮観でした。

うちは2本だけだから、雨が降らないうちに収穫してホップだけのシンプルなリースでも作ろうかと思っています。



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